児童虐待問題の現場を行く(北児童相談所)

7/18 午後は、北児童相談所を滝口学 都議(荒川区)と視察しました。ここは、地元板橋区の他、荒川区、北区の3区を管轄する、都内11の児童相談所 の1つです。
平成29年度の虐待相談の受理件数は、東京都で14036件、これは国の約10分の1、北児童相談所では1316件で都の約10分の1の関係になっています。1316件のうち、695件となんと半数以上が板橋区です。

理由は、人口が3区の中で一番多いことは勿論ですが、県境/区境であることから、他県、他区から逃げて来やすい。病院(精神科)が多く、福祉が充実しているため流入しやすい。などの事情もあるとのこと。(虐待事案の親は、DV被害者であったり、精神疾患を抱えていることが多いため。)
児童福祉司1人あたり、100件以上のケースを抱え、定員が増員されているものの、採用が追いつかず、負担の大きい状態が続いています。24時間365日、公私の区別なくケアに当たる優しい心根の方が多く、メンタルを患ってしまう方も。
問題が無くて当たり前。事故があれば、責められる。養護が必要と判断する場合(職権保護)、親からは「人さらい」と言われ対立関係に立たざるをえず、感謝されることが少ない。など、職員の皆様の心労は計り知れません。
職員増や、負担軽減につながる専門職(弁護士等)の配置の拡大、職権保護と寄り添いを同じ職員が担当していることからくる矛盾の是正、など、都議会議員 として、2度と悲しい事件が繰り返されにような体制整備に、一層力を入れていきたいと思います。